私と、闘う。〜SLE患者の闘病記〜

SLEと診断されるまでと、それから。

最初の受診〜入院指示を受けるまで

 

前記事の通り、関節の痛みと発熱が続いてから2週間後、ようやく受診しました。

 

私にとって熱が出ること、長引くこと、は

おかしいと思えど特別なことではなかったし、

熱は朝になれば下がるわけで、さらには関節痛も午後に近づくにつれ緩和していたため、

どうせこれも「分からない」と言われるんだろうなぁ、という思いがあったために受診を決めるまで時間がかかりました。

※熱が出ること以外で初めて「指の関節痛」を感じていたため、この時点でネットでの検索から「関節痛リウマチ」かな?と思っていました。

 

そしてそこからの流れが以下です。

最初の内科受診:関節痛と発熱を伝え、リウマチの値の検査をお願いする

1週間半後:リウマチの値が「少しだけ高く」他は問題なかったが念のため紹介状をもらう

1週間半後:リウマチ専門の病院を受診し精密検査を受ける

1週間後:「週明けから大学病院で1か月入院してください」さらには、「私の経験上99%、SLEだと思います」とも伝えられる

週明けから入院開始、2か月半後退院

 

最初の異変を感じてから入院するまでの期間、約1か月半です。

 

学生時代から続いていた症状のこともあり

自分では一大事とまで思わず、

また、今までの医師への不信感やら嫌悪感やらと、周囲の人から「体調管理ができていないからだ」と納得いかぬ言葉に対するしこりなどもあり

受診が遅くなったこと、精密検査を受けることを先延ばしにしたこと、

この点は大後悔ポイントです。

 

今となれば「定期的に異常なほどの高熱が出る」ことはやはり正常ではないし、それを自分の「体質」だと思い、そんな状態に慣れるべきではなかったなと思います。